超低音を強調 ONKYO Integra A-819XX

良い味でたいへん気に入っていて、永くステレオシステムの中心として使っていたプリメインアンプ。1987年に発売されたそうで、おそらくそのころ買った物だと思います。

ONKYO Integra A-819XX

気に入ってる点は、見た目がかっこいいです。サイドウッドに挟まれた輝くフロントパネル。上面に付いている鏡のようなアクリル板。普段は眼に見えないですが、底面にXスタビライザーと呼ぶX形をした金属を装着しています。これでボディの強度アップ、振動対策は完璧ではないかと思われます。

Xスタビライザー、これだけでも5―6キロありそうです。

操作では、通常の低音強調ツマミの他にコントラバスツマミも付いていて、超低音が調整できるのが良いです。その調整量はミューティングをONにすると0FF時の10倍にまで拡大されるので、夜など小さな音で再生する時でも心地良い低音を利かすことができます。

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入出力点数も豊富です。テープデッキが2系統あってテープダビングができます。カセットテープに録音することがなくなって以来使わない機能ですが。

ビデオテープやレーザーディスクを接続可能で、映像切り替えもできます。

現状は、片方のチャンネルしか音が出ません。底面パネルに液体が濡れて乾いた跡があり、見ると巨大な4つのコンデンサのひとつらか漏れ出たようでした。

以下は取扱説明書に示してある定格です。

定格出力(20Hz-20kHz) CD→SP-OUT 8Ω 両CH駆動 130W+130W
CD→SP-OUT 6Ω 両CH駆動 150W+150W
ダイナミックパワー
(EIA RS-490)
190W+190W
305W+305W
430W+430W
全高調波歪率
(20Hz-20kHz)
CD→SP OUT 8Ω 定格出力時 0.004%
PH MM→REC OUT3V 0.003%
PH MC→REC OUT3V 0.015%
混変調ひずみ率 CD→SP OUT 8Ω 定格出力時 0.004%
パワーバンドウイズス IHF-3dB THD 0.2% 8Ω 5Hz-100kHz
ダンピングファクター 1kHz 8Ω 100
周波数特性 PH→REC OUT RIAA偏差 20Hz-20kHz ±0.2dB
CD→SP OUT 2Hz-100kHz +0 -3dB
入力感度/インピーダンス PH MM 2.5mV/47kΩ
PH MC 180μV/220Ω
CD DIRECT、TUNER、TAPT-PLAY 150mV/47kΩ
VIDEO(音声)、VCR PLAY(音声) 150mV/47kΩ
VIDEO(映像)、VCR PLAY(映像) 1Vp-p/75Ω
PH最大許容入力
(1kHz/10kHz、0.005%)
PH MM 210mV/1000mV
PH MC 15mV/75mV
定格出力電圧/インピーダンス TAPE REC-1、2/TD> 150mV/560Ω
VCR REC(音声) 150mV/560Ω
PRE OUT 1V/600Ω
VCR REC(映像)、VIDEO MON OUT(映像) 1Vp-p/75Ω
S/N
IHF-Aフィルター入力ショート
PH MM/MC 88dB/70dB
CD、TUNER、TAPE-PLAY 100dB
VIDEO(音声)、VCR PLAY(音声) 100dB
トーンコントロール
(VOL -20dB)
TREBLE ±8dB @20kHz
BASS ±10dB @20Hz
CONTRABSS(MUTING OFF/ON時) +10dB/+20dB @20Hz
ミューティング
(VOLセンター以下)
-15dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 電気用品取締法規格 230W
ACアウトレット UNSWITCHED/SWITCHED 1個100W/2個合計100W
寸法/重量 471W×173H×396Dmm/22.5kg
付属品 取扱説明書、オンキョーサービス網一覧表、製品保証書

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