EXPO'70・大阪万博絵葉書

1970年3月15日から9月13日までの183日間、大阪府吹田市の千里丘陵で日本万国博が開催されまし。その当時手に入れた絵葉書などを紹介します。

太陽の塔の黄金の顔が大きく印された万国博絵はがきです。FUKUDA CARD CO.LTD製のこの商品は価格が150円で、絵はがき6枚がセットになっていて、しおりも付いていたようです。が、手元にあるのは葉書4枚だけです。各館の説明は絵葉書に記されているものです。

EXPO'70 万国博絵はがき
EXPO'70 万国博絵はがき
太陽の塔
太陽の塔

大屋根をつらぬいて高さ60m、根元の直径20m。背面・先端・正面に、過去・現在・未来をあらわすそれぞれ異なった表情の顔がつくられている。

みどり館・古河パビリオン・電力館・電気通信館
みどり館・古河パビリオン・電力館・電気通信館

みどり館/テーマ:アストロラマ(多次元の世界)
巨大なドームの展示館では、世界で初めて全天全周映画(アストロラマ)がダイナミックな超立体映像を展開する。

古河パビリオン/テーマ:古代の夢と現代の夢
奈良の東大寺にあったといわれる幻の塔“七重の塔”が古代の夢をあらわし、館内でコンピューターを使った理想郷が現代の夢をあらわす。

電力館/テーマ:人類とエネルギー
映画“太陽の狩人”を上映。五面のスクリーンを利用して太陽と原子力のダブルイメージを中心に、人類とエネルギーの叙事詩が感動的に展開される。

電気通信館/テーマ:人間とコミュニケーション
黄色い巨大な蛇腹形の奇妙な外観である。情報革新の時代をむかえる最新の技術、例えば未来の電話機等が展示してある。

住友童話館・日立グループ館
住友童話館・日立グループ館

住友童話館/テーマ:美と愛と希望
古今東西を問わず世界の人々に親しまれてきた童話を展示テーマとして、童話にひそむ人間本来の夢“美と愛と希望”を広くアピールします。

日立グループ館/テーマ:追求―未知への招待
円盤型の、空に浮かんだような建物です。コンピューターを核として開発された、シミュレーター電子技術やレーザー光線を利用して、“日立シミュレート・トラベル”と名づけられた楽しい科学の旅が計画されています。

みどり館・フランス館・ガスパビリオン
みどり館・フランス館・ガスパビリオン

フランス館
カサを広げたようなドーム型の建物。直径50m、77mのものが2つずつ並び、3つは展示会場に1つはレストランになっております。ドームはプラスティック製で、館内と外との気圧差により形を変えることができます。

ガスパビリオン/テーマ:笑いの世界
展示館は円満な“笑い”を象徴する全体に曲線を生かしたユーモラスなデザインです。左右の壁面と床面の3面のスクリーンと特殊装置によって約20分間全く新しい笑いのストーリーが展開されます。

ガスパビリオンのパンフレットに付いていたポストカードです。右側2枚は館内に展示されていたジョアン・ミロの巨大壁画「無垢の笑い」とオブジェが印されています。

ガスパビリオン
ガスパビリオン全景
ジョアン・ミロの壁画
ジョアン・ミロの壁画
ジョアン・ミロのオブジェ
ジョアン・ミロのオブジェ

その他

大阪銘菓選パンフ
大阪銘菓選パンフ
記念スタンプ 住友童話館
記念スタンプ 住友童話館