2012年7月 原発再起動

関西電力の大飯原子力発電所3号機が一日の21時に起動したようです。

このあと8日にフル稼働となり100万キロワット近い電気を作り出すそうです。

1年3か月ぶりの運転ということで、何事もなく無事にことが進むことをねがいます。

ただやはり、東京電力の事故で明らかになった問題点のフォローが不十分なのに動かすのはよくないと思います。

関西電力と野田総理は、大飯は安全ですと言い切るが、政府と関電が行った対策は高台に電源車を置いたり建物を防水構造にしたりと、津波に対することが主で、しかもすぐにできる簡単なことだけです。耐震構造の指揮所とか防波堤のかさ上げは未だです。

それと、事故が起きたときの対応に不安がいっぱいです。情報が上手く集まらないとか上に上がらないとか、SPEEDIやアメリカから得た放射能予測データを公開するとかしないとか。新たに避難範囲に含まれることになった地域の避難の方法とか。

事故が起きたことを想定して広範囲な訓練を一度行ってみたほうがいいのではと思います。ストレステストの二次評価をするべきです。

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