T-falの電気ケトル Novea 電源スイッチが入らない

電気ケトルの電源スイッチが入らなくなりました。物は、T-falのNovea(ノヴェア)KO324871です。2015年の末ごろから使っています。

スイッチを押しても電源ランプが点灯しない。

本来なら、スイッチを押した時、カチャという音とともにスイッチが入った感があるのですが、それがまったく無く、スカスカな感じです。

スイッチの機構的な何かが破損したか、外れたかしたように思えました。

T-fal 電気ケトル Novea(ノヴェア)

原因を探ってみようと思い、本体底のカバーを取り外してみることにしました。

先ずは、ネジを3本外す。次に、本体とカバーの隙間にマイナスドライバーを差し込んで、力任せにこじ開ける。

T-fal Noveaの底カバーを開けた

カバーが勢いよく外れたその瞬間、白い物が周囲に飛び散りました。

ケトル本体の底部内に、白い粉やその固まりが堆積していたようです。

このケトルの場合、お湯が沸いたことを確認するために、バイメタルを使用した蒸気検知センサーが底部に付いていて、本体内の上部から底部のセンサーまで蒸気を引き込んでいるようです。

僅かな量だとは思いますが、その引き込まれた蒸気が水となって、底内部に漏れこぼれる。

この白い物は、水に含まれる成分が、長年の使用で堆積したのでしょうか。

白い粉と固まりを少し掃除した後、スイッチとそれに連動する底部にあるパーツ類の動きを確認するも、問題は無いように感じました。

で、それらをカチャカチャと動かしていると、スイッチの入った感が復活しました。

そこで、底部のカバーを外したままですが、本体に水を入れて蓋をして電源プレートにセット。スイッチを押すと電源が入り、湧き上がると自動的に切れました。

結局、故障は直ったようです。原因がハッキリとしませんので、再発する可能性はあります。

それに、白い粉が内部に溜まるのが嫌ですし、8年間も使ってきたのでもう寿命だろうということで、このT-falは処分します。

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