中長期のエネルギーも原発で　経団連

これは政府が先に「エネルギー需給安定行動計画」をまとめたことを受けて提出されたようです。二つ項目がある中の一つ目、当面のエネルギー政策は「原子力発電所の再稼働」と「省エネ、節電に関する国民運動を強化」を挙げています。

二つ目、中長期のエネルギー政策のあり方としては、柔軟かつ多様なエネルギー利用計画の策定が必要としながらも、安定した電力需給のためにベース電源の基幹と成りえるのは原子力しかない。

その他が基幹的な役割を担えるようにするためには技術革新が不可欠と書いていました。発送電の分離については、今はまだ無理。メリット・デメリットの十分な分析が必要としています。あと、技術を活かした国際貢献の推進なども書いています。

読んだ感想は、特に目新しいことは書いてなくて、何だこれ？と言った感じ。

日本中が苦しんでいる原発事故を受けて、何か新しいエネルギー政策を打ち出しているのかと思ったりしたのですが、そうではなかった。

経団連の提言は、早く原発に対する国民の信頼を回復して動かしてほしいとの要望でした。