細野大臣が関電の対応に一定の評価

26日、細野原発事故担当相、大飯原発を視察 「再稼働の判断材料を得た」との記事を産経新聞が掲載していました。どうやら再稼動しても好いような雰囲気です。

細野担当相はこの日、東京電力の福島原発事故後に関電が導入した空冷式の非常発電装置など安全設備を視察した。そのうえで「(関電は)しっかりした対応をしている」と一定の評価をした。また、関電の原発は東電などと炉の形状や機能などが異なる点にも触れ、「(原発ごとに)性格が異なる。これを踏まえて判断したい」と述べた。

関西電力が公開していたストレステストに関する資料によると大飯3、4号機ともに、最大加速度1260gal相当の地震に襲われると原子炉の冷却手段が喪失する。

津波は11.4メートルを超える高さだと同じく冷却手段が無くなる、という評価になっていました。

この数値で本当に大丈夫なのか心配です。ちなみに、新潟県中越地震では当時の川口町で約2515galを記録しています。

それと、非常発電装置を導入したのはいいですが、いざという時に動かすのは人間です。大きな災害に見舞われた直後にそれが出来ない場合もあると思います。

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