推定された東電福島原発1号機の炉心状況

経済産業省所管のエネルギー総合工学研究所が、東京電力の福島原発に関して、核燃料が今どのような状態なのかを解析した結果を発表したようです。毎日jpは以下のように伝えていました。

東京電力福島第1原発1号機で、炉心溶融(メルトダウン)によって原子炉圧力容器が破損し、85%以上の核燃料が格納容器に落下したとの解析を、経済産業省所管のエネルギー総合工学研究所が30日発表した。東電の解析でも相当量の核燃料が格納容器に落ちてコンクリートを最大65センチ侵食したと推計した。核燃料は格納容器の外に漏れていないが、事故の深刻さを改めて示す結果で、・・・

この発表を元にNHKのニュースでも下のような画像で、格納容器の鋼板まであと僅か37センチしかないと説明していました。

ですがこれらも全て推測推計です。数値計算シミュレーションや、現状で測定可能な温度パラメーターなどを用いて推定しているようです。

でも、東電が出してくるデータは故意でない思いますが間違いが多いようだし、シミュレーションは人間が都合が良い結果をいくらでも作り出せるので、この一回の推定だけでは信用度が低いと思います。

炉内を探査できるロボットとかは無いのだろうか。

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