思考[社会的話題に対して思うこと]の記事一覧(前の20件 1  2  3

関西電力は2012年夏の最大電力需要を3030万キロワットと想定しています。その想定方法を示した資料を公開していたので目を通してみた。

東日本大震災前の2010年は猛暑で、最大需要が3095万キロワットでした。昨年はぐっと下がって2784万キロワットです。この両者の差は気温の違いに加えて、節電効果や景気等の影響によると考えられるので、ここから節電で減った分を算出。

2012年電力需要予測

関西電力が、大飯発電所3、4号機の安全性向上対策の実施状況と実施計画を経済産業大臣に報告しました。

その概要と報告書を関電のホームページで公開していたので読んでみた。

安全性向上計画と言っても、これは先に国がまとめた原発稼動の新基準に対応するものなので、特に目新しい対策が示されているわけではないです。

昨日、関西電力の大飯原発再起動を見据えて、政府は原子力発電所に関する四大臣会合で原発の再起動にあたっての安全性に関する判断基準を決めました。

4大臣とは野田佳彦 内閣総理大臣、藤村修 内閣官房長官、枝野幸男 経済産業大臣、細野豪志 内閣府特命担当大臣です。

春の嵐 '12年4月3日

今日は凄まじい風が吹いています。その原因は日本海にある発達した低気圧で、これが日本海を北東に進み、そこから伸びる前線も西日本から東にむかって縦断していきました。

屋根が飛ばされたり、トラックが横倒しになったなど、各地で多くの被害が発生しているとTVニュースで伝えていました。

夕方、野田佳彦首相の会見をNHKが中継していました。消費増税関連法案を閣議決定し、国会に提出したと言う。消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%にする予定で、それを社会保障に当てる。

野田さん、演説が上手なので聞いているとなんとなく納得してしまうが、やはり何かおかしい。

関西電力が昨年の12月末から実施していた節電要請が23日で終了しました。この間、当初心配された大規模停電とかも無く乗りきれてよかったです。

同社はそれが終了したことで、今冬の需給状況についてという資料を公開していました。それによると期間内で電力使用率が90%以上となった日が5日あり、その内でもっとも厳しかった96%という日が1日ありました。

ソフトバンクが4月からプリペイドサービス「プリモバイル」の解約に関する条件を改定するとリリースを出していました。

本改定により、「プリモバイル」をご契約から1年以内に解約(MNPによる転出を含む)した場合、契約解除料(9,975円)が必要となります。

約1万円の契約解除料というのは異常に高いような気がします。何故このような改定をするのかと疑問に思いましたが、+D Mobileによると本文にもあるMNP(携帯電話番号ポータビリティー)による転出を防ぐためとしています。

先月末、東京電力の福島第一原発事故について調査してきた「福島原発事故独立検証委員会」がその報告書を発表しました。

当初は、限定非売品の予定だったようですが、読みたいとの要望が多くよせられたことから出版が決まったようです。アマゾンでも販売していました。

全13章の400ページに及ぶという報告書にはどのようなことが書いてあるのか興味があります。読んでもほとんど理解できないような気もしますが。

生協の電力行政意見書

東京など4地域の生活クラブ生活協同組合が2月10日に国に対して「国のエネルギー政策ならび電力行政についての意見書」を提出しましたとリリースを出していました。

その意見書が公開されていたので読んでみました。ポイントは下記の6項目です。

9年不動の休眠口座を解約

馴染みの無い銀行からはがきが送られてきて、見ると、長い間取引が行われていない口座がありますとのお知らせでした。当行では様々なサービスを用意していますので是非ご利用くださいという。

これは仕事の関係で作りましたが今は必要の無い口座でした。その存在を忘れていたわけではないですが、残高が僅かということもあって放置状態でした。最後に記帳してからおよそ9年が経過していました。

13日、原子力安全・保安院が関西電力が行った大飯原発のストレステストは「妥当だ」とする審査結果を原子力安全委員会に提出しました。

経済産業省のWEBサイトでその審査書が公開されていたので読んでみた。

専門的なことは殆ど理解できないですが、結論としては、指摘事項はあるものの、想定より1.8倍の大きさの地震や、4倍の高さの津波に襲われても炉心を冷却できるなどとした関電さんのテスト結果を保安院も支持している。

2011年冬の節電スタート

昨日、関西電力からのお願いと書かれた封書が送られてきました。さらに、電話までかかってきたと言うがこれは少し怪しいのかもしれません。

関電が言う節電目標は、12月19日から3月23日の平日、9時から21時の間、前年同月比10パーセント以上です。

その方法として、エアコンや冷蔵庫の設定温度を変えるとか、不要な電気は消すとか、テレビは家族みんなで見るように等を挙げていました。

あと、ピーク電力を抑えるために、朝の早い時間に洗濯機や掃除機を使うようにも言っていました。

夕方、野田内閣総理大臣の記者会見をNHKが中継していました。

東京電力福島第1原発の原子炉が「冷温停止状態」になり、事故収束に向けた工程表の「ステップ2」が完了したと世界に向けて高らかに宣言していました。

原子炉が冷温停止状態に達し、発電所の事故そのものは収束に至ったと判断されるとの確認を行いました。これによって事故収束に向けた道筋のステップ2が完了したことをここに宣言します。世界中の皆様に多大なご心配をおかけし大変ご迷惑をおかけしました。皆様に不安を与えてきた大きな要因が解消されます。/野田総理

COP17でダーバン枠組合意

南アフリカで行われたCOP17が終了しました。得られた結果についてNHKは以下のように伝えていました。

会期を延長して行われた交渉の結果、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけた京都議定書を、期限が切れた後の2013年以降も継続するとともに、新たな枠組みを2020年から発効させることで合意しました。

東京電力が12月2日付けで福島原子力事故調査中間報告書を公表していたので読んでみました。

今回は設備に関することがまとめてあるようで、地震と津波に関して同社が行ってきた対策とその根拠、今回襲ってきた規模や被災後の対応状況などを詳しく説明していました。

経済産業省所管のエネルギー総合工学研究所が、東京電力の福島原発に関して、核燃料が今どのような状態なのかを解析した結果を発表したようです。毎日jpは以下のように伝えていました。

東京電力福島第1原発1号機で、炉心溶融(メルトダウン)によって原子炉圧力容器が破損し、85%以上の核燃料が格納容器に落下したとの解析を、経済産業省所管のエネルギー総合工学研究所が30日発表した。東電の解析でも相当量の核燃料が格納容器に落ちてコンクリートを最大65センチ侵食したと推計した。核燃料は格納容器の外に漏れていないが、事故の深刻さを改めて示す結果で、・・・

26日、細野原発事故担当相、大飯原発を視察 「再稼働の判断材料を得た」との記事を産経新聞が掲載していました。どうやら再稼動しても好いような雰囲気です。

細野担当相はこの日、東京電力の福島原発事故後に関電が導入した空冷式の非常発電装置など安全設備を視察した。そのうえで「(関電は)しっかりした対応をしている」と一定の評価をした。また、関電の原発は東電などと炉の形状や機能などが異なる点にも触れ、「(原発ごとに)性格が異なる。これを踏まえて判断したい」と述べた。

経団連がまとめた「エネルギー政策に関する第2次提言」に関して経団連の会長さんとソフトバンクの社長さんが対立、とのニュースが流れていました。

提言で示している「原発の再稼働が重要だ」に対しソフトバンクの社長さんが強い異論を唱えたという。その経団連のエネルギー提言とは具体的にどのような内容なのか。

ホームページでそれを公開していたので読んでみました。

NHK 受信未契約世帯を訴える

NHKが、テレビを設置しているのに放送受信契約をしようとしない世帯に対して、契約の締結と受信料の支払いを求める民事訴訟を簡易裁判所に提起したそうです。このような事例は昭和25年の放送法施行以来初めてだとか。

今回は5世帯に対してですが全国に大勢いる未契約者に対する脅しでもあると思います。

関西電力が「関西電力原子力発電所の安全確保に向けた取組みについて」という大きな新聞広告を出していましたが、それをホームページでも公開していました。

これは人々の原発に対する不安解消、或いは低減が目的のように思います。東京電力福島第一原発の事故を踏まえてこれまで実施してきた安全対策と、大飯3号機ではストレステストによりその有効性が確認できたことを紹介しています。

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